
Body
Fingerboard
Bridge
Bridge PU
Color
24F仕様のギターは数あれど、それ以上のギターって中々存在しないんですよね。
有ってもせいぜい27F、それ以上のものは値段も高価になりがちしですし。
で、そんな時発見したのがこの「Tanatos Shamshil」というギター。
何と37F仕様なのに約13万と(この仕様では)かなりお得な値段です。
このTanatosというメーカーは全く聞いた事無かったのですが、6弦多フレットベース等、
わりとマニアックな種類のギターやベースを作ってるみたいです。
で、国内で有名な工房のCombatが再セットアップして販売している、という状態みたいです、
コレの特徴は何と言っても最高音がFという、超高音域が出せると言う事。上記の様に37Fまであります。
でも実際は28Fから1音刻みなので、数は33F。半音だとめっちゃ間隔が狭くなって弾きづらいと思いますし。
このテのギターで有名なスカイギターも、確か同じような仕様だったかと思います。
ボディはキルトメイプル、アッシュボディ。お決まりの青系カラー。
・・・コレはこの色しか自分の好みに合わなかった為で・・・(ぉ。
恐らくPUの影響もあるのでしょうが、かなりハイミッドが鋭くてヌケが良いです。
そしてスルーネック。Soloist以来ですが、やっぱり弾きやすい!。ネック自体も結構細めです。
ボディの形状から分かる通り、かなりカットが深くハイポジションでも全く問題なく弾けます。
通常のギターで17F辺りを弾く感覚で、24F辺りを弾けます。
PUは1ハムと超シンプル。しかも初EMG 81。メタラー(古)御用達のアクティブ系PUとしてお馴染みですね。
ホントに粒が揃いやすく、少し位ならフィンガリングやピッキングのミスも誤魔化してくれます(笑)。
・・・弾き続けると更にヘタになりそうなので、油断は禁物ですね・・・。
使ってる層がアレなのでやはりパワーは強め。クリーンの音量のでかさにはびびった(笑)。
ハムにしてはクリアなクリーンなので、基本シングル派ですが嫌いじゃないです。
クランチはちょっとアレですが・・・。
もっぱらディストーション専用の使用となりそう。
トレモロユニットはリプレイス系の定番とも言えるWilkinson VS-100N。柔らかなタッチでとてもスムースに動きます。
やっぱ自分は2点支持系トレモロが好みだわ・・・。音の傾向からFRTでもいい気がしたんですけど、何か制約あるのかな。
っと、ここまで高スペックパーツなのですが、ペグはグローバーの普通のペグ。
ココまで良いハードウェア積んだならロック式だと完ぺきだったのに。ココは財布と相談して交換する予定。
肝心の24F以上の演奏性、悪くないんですが、如何せん「慣れ」が必要ですね。
初インプレのブログでも書いたんですが、きちんと押弦しないとまともな音が出ません。
ちょっとフレットから離れた位置を押さえると「ぷつん」と切れてしまいます。
Fair Warningのヘルゲ・エンゲルケや、ウリ・ジョン・ロートはやっぱ凄いんですね・・・。
あと、スキャロップにする気持ちも分かる気がします(笑)。
結構良いトコだらけの様ですが、不満点もあります。
一つはストラップの取り付け位置。ボディ裏にあるのでストラップが捩れて、ちょっと勝手が悪い。
も一つは機能面ではないですが、塗装の仕上げが甘い。要は「肌が悪い」状態。
研磨が悪いのかやや素地?塗膜?の凹凸が反射させると見えます。塗装膜が薄いわけではなさそうなので・・・。
あとはヘッドデザインが微妙な位でしょうか(笑)。
値段を考えるとこの仕様では破格とも思えるこのギター。スカイギターに憧れてる方にオススメですよ〜。
※購入後すぐの撮影なのでフルノーマルですが、この後インレイステッカーを貼り、ちょっとデコってあります(笑)。